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2009年11月21日

「魔法の学校」ミヒャエル・エンデ

ミヒャエル・エンデの「魔法の学校」を読みました。




 子どものころ読んだ「モモ


はてしない物語


は、本当に面白かったです。
でも、今ミヒャエル・エンデの作品を読むと、子どものころとは違った捉えかたも出てきました。
「魔法の学校」は短いお話ですが、心をうたれる内容がたくさん詰まっていました。

 これは、「望みの国」というところにある魔法の学校のお話です。この魔法の学校に入れるのは、長い間辛抱強く、しかも激しくなにかを望むことができる子どもだけです。先生は、魔法の勉強に本当に必要なものは、自分自身の中にある「望む力」だといいます。ほんとうの自分の望みを自分がかくさず、ありのままに知るだけで、ほかの事は全部ひとりでにうまくいくものなんだとも言います。それを見つけ出すだけでもなかなか難しいのです。

 それから、「望む力」の規則は
1.ほんとうに望むことができるのは、できると思うことだけ
2.できると思うことは、自分のお話にあうことだけ
3.自分のお話にあっているのは、ほんとうに望んでいることだけ
なんだそうです。

 これを読んで、自分の子どもがほんとうに望むことを見つけだすことができるようになって欲しいと思いましたし、また自分のほんとうの望みはなんだろう、と改めて考えるきっかけになりました。

 他にも短いお話がいくつか入っています。
「トランキラ・トランペルトロイ がんばりやのかめ」というお話は、うちのゆっくり娘のこと?と思うほどのお話です。
 かめのトランキラ・トランペルトロイは、ある日レオ28世の結婚式に行こうと遠い道のりを出発しました。途中で会う動物、会う動物に、君の歩く早さでは間に合いっこない、と言われながらも「わたしの気持ちは変わらないの。」といって進み続けます。ようやく到着したらレオ28世はもう亡くなっていたのですが、到着した日がレオ29世の結婚式だったのです。トランキラ・トランペルトロイは「ほらね、ちゃんとまにあうって、いつもいってたでしょう。」と言ったそうです。。。。

 ミヒャエル・エンデについては、その思想などにも興味があったのですが、改めて知りたいと思いました。






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Posted by lily1230 at 23:51│Comments(2)
この記事へのコメント
「はてしない物語」は中学のときに吸い込まれるように読んだわぁ。

「モモ」の普及版をこの春に買ったことを、ふと思い出しました・・・!!
Posted by フォトアン at 2009年11月23日 09:45
 そうそう、はてしない物語、読むのをやめられなかったよね。すんごく豪華な装丁で、それも嬉しかった~。

 思い出したのね!読んでよんで♪子どもに読まそうと思ったら「怖い」と拒否されてしまいました...
Posted by lily1230lily1230 at 2009年11月23日 10:58
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